2021年8月21日

葛飾北斎生誕260周年記念企画「北斎づくし」に行ってきた

これ以外はホテルに缶詰

こんにちは。さきこです。
先日、東京ミッドタウン内で行われている葛飾北斎生誕260周年記念「北斎づくし」に行ってきました。
そもそもなんで行こうと思ったかというと、こちらの展示会の広告を見て
「え?葛飾北斎って富士山だけじゃねえの?」という、無知が産んだ初めての発見に心が躍ったからである。

場所は東京ミッドタウン

場所は六本木にある「東京ミッドタウン」
至る所に開催場所を記すポスターが貼ってあったので
行ってしまえば迷うことはありません。

事前予約をしていたので、用意していたQRコードをスタッフの方に読んでいただき入場。

入場入り口の時点でこのグラフィックがお出迎え。

何かの踊りのステップだとは思うんだけど、表現が絶妙すぎやしないか。
日本芸術のこういうちょっと小粋な雰囲気、わたし好きです。

葛飾北斎はもはや漫画家である。


入ってすぐにババーーンと現れるこのゾーン。


この時点で「こいつはやはり富士山だけじゃねえぞ」と思ったわけです。
会場のタイトルにも書かれていましたが「北斎漫画」。確かになと。


このようにページごとに見やすく展示されていました。
人が割と多く、あまりゆっくり見ることはできなかったのですが、どのページにも
北斎が見たままをまるで動画のように記録してる様子が伺える。
彼の洞察力というか細かい動きを記憶し、記録する能力ってもうなんていうか

なんか、やばい。

と思った次第だ。

富嶽三十六景の恐ろしさ

この展示で唯一写真撮影不可の場所が「富嶽三十六景」のコーナーだった。
円状に飾られた36枚の富士。
この富嶽シリーズって(百景も含み)富士山が主人公であると詠いながら
富士をぐるりと周りながらそのそばでただ生きてる人たちが描かれていたりする。
この世界ではどこかから「富士山」が顔を覗かせていて
そこで生活する人々のなんでもない日を見つめている。
1枚1枚順番に見ていくうちに、少しずつ静止しているはずのイラストが
動画のようにパラパラ動き出すような感覚になり、
そこにいる人たちの言葉や思いが聞こえてくるような錯覚を見せられる。
涙が出てしまうほど切なく、ロマンを感じてしまう自分もいた。

恐ろしいよ、北斎氏。

富嶽三十六景について詳しく書かれているブログサイトを見つけたのでこちらから作品を見てみてください。
https://media.thisisgallery.com/20208048

大満足の展示内容

他にも、マッピング(的な)動画のコーナーや物語のイラストのようなコーナー、そして富嶽描ききれなかった集「富嶽百景」も見ることができた。


まとめ

葛飾北斎。
この人が生きて表現していたことを、
現代のわたしが触れて感じられることに有り難さを感じる。

日本史の授業では、江戸時代のことなんて
争いや、災害や事件や事故。
そして政治視点の出来事しか教えてくれない。

この時代の人は刀を振り回して物騒な毎日を送っていたに違いないと
若かりしわたしは思っていたりした。

でも違うんです。
わたし達と同じように、毎日ご飯を食べて仕事をして、笑って泣いて。
誰かを愛したり、愛されたり。
ちゃんと幸せに生きていたんだと思うんです。
そういうことを気づかせてくれた展示会だったと思います。

そして最後に。


どの時代もバカは画になる。


お茶目な江戸の先輩達もたくさん詰め込まれている素敵な展示会でした。


生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」

会期
2021年7月22日(木.祝)~9月17日(金)

開館時間
11:00~19:00(最終入場18:30)

休館日
8月10日(火)、8月24日(火)、9月7日(火)

会場
東京ミッドタウン・ホール [東京ミッドタウンB1]
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7-2
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